第18回目となる2021年本屋大賞は2020年12月から一次投票を開始。一次投票には全国の438書店より書店員546人、二次投票では305書店、書店員355人もの投票がありました。二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
その結果、2021年本屋大賞に『52ヘルツのクジラたち』町田その子(中央公論新社)が決まりました。
なお5位『自転しながら公転する』と6位『八月の銀の雪』は総得点が同じでしたが、得点内訳にて1位票数の得票状況によりこの順位となりました。
10回目となる本屋大賞「翻訳小説部門」。2019年12月1日から2020年11月30日までに発行された新訳を含む翻訳小説の中から「これぞ!」という本を選び投票したもの。
第1位には、『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ(著)、友廣 純(訳)、早川書房が選ばれました。