第11回目となる2014年本屋大賞は2013年11月から一次投票を開始。一次投票には全国479書店605人、二次投票には330書店より386人もの投票がありました。二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
その結果、2014年本屋大賞に、『村上海賊の娘』和田竜(新潮社)が決まりました。
~実施
第11回目となる2014年本屋大賞は2013年11月から一次投票を開始。一次投票には全国479書店605人、二次投票には330書店より386人もの投票がありました。二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
その結果、2014年本屋大賞に、『村上海賊の娘』和田竜(新潮社)が決まりました。
大賞
366.5点
村上海賊の娘
和田竜(著)
新潮社
2位
332.0点
昨夜のカレー、明日のパン
木皿泉(著)
河出書房新社
3位
299.0点
島はぼくらと
辻村深月(著)
講談社
4位
274.5点
さようなら、オレンジ
岩城けい(著)
筑摩書房
5位
267.5点
とっぴんぱらりの風太郎
万城目学(著)
文藝春秋
6位
243.0点
教場
長岡弘樹(著)
小学館
7位
221.0点
ランチのアッコちゃん
柚木麻子(著)
双葉社
8位
213.5点
想像ラジオ
いとうせいこう(著)
河出書房新社
9位
156.0点
聖なる怠け者の冒険
森見登美彦(著)
朝日新聞出版
10位
136.0点
去年の冬、きみと別れ
中村文則(著)
幻冬舎
HHhH プラハ、1942年
ローラン・ビネ(著)
高橋啓(訳)
東京創元社
2位
11/22/63
スティーヴン・キング(著)
白石朗(訳)
文藝春秋
2位
コリーニ事件
フェルディナント・フォン・シーラッハ(著)
酒寄進一(訳)
東京創元社
2位
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅
レイチェル・ジョイス(著)
亀井よし子(訳)
講談社
洋の東西、ジャンル、さらに刊行の新旧を問わず、書店員が「売りたい」と思った本、常日頃から思っている本を推薦。バラエティ豊かな本が集まりました。
【発掘部門とは】
ジャンルを問わず、2012年11月30日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選びました。
本の雑誌増刊 『本屋大賞2014』
2014年より「翻訳小説部門」として開催。2012年12月1日から2013年11月30日までに発行された新訳を含む翻訳小説の中から「これぞ!」という本を選び投票したもの。
第1位には、『HHhH プラハ、1942年』ローラン・ビネ著、高橋啓さん訳、(東京創元社)が選ばれました。
2位には同着で3作品が入りました。