第8回目となる2011年本屋大賞は2010年11月から一次投票を開始。今回は一次投票には全国362書店より458人の投票が、二次投票には全国351書店より439人の投票がありました。二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
その結果、2011年本屋大賞に、『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉著(小学館)が決まりました。
~実施
第8回目となる2011年本屋大賞は2010年11月から一次投票を開始。今回は一次投票には全国362書店より458人の投票が、二次投票には全国351書店より439人の投票がありました。二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
その結果、2011年本屋大賞に、『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉著(小学館)が決まりました。
大賞
386.5点
謎解きはディナーのあとで
東川篤哉(著)
小学館
2位
354.5点
ふがいない僕は空を見た
窪美澄(著)
新潮社
3位
310.0点
ペンギン・ハイウェイ
森見登美彦(著)
角川書店
4位
307.5点
錨を上げよ
百田尚樹(著)
講談社
5位
270.5点
シューマンの指
奥泉光(著)
講談社
6位
263.0点
叫びと祈り
梓崎優(著)
東京創元社
7位
259.5点
悪の教典
貴志祐介(著)
文藝春秋
8位
259.0点
神様のカルテ2
夏川草介(著)
小学館
9位
241.0点
キケン
有川浩(著)
新潮社
10位
202.0点
ストーリー・セラー
有川浩(著)
新潮社
本の雑誌増刊 『本屋大賞2011』
編者 ●本の雑誌編集部
刊行 ●2011年4月12日
定価 ●580円(税込み)
「2011年本屋大賞」のすべてを収録。ノミネート作品に対する書店員の熱きコメントはもちろん、1次投票結果そして本屋大賞と同時に募集した発掘本投票結果、さらに特別企画投票「中2賞」の投票結果も一挙公開。
洋の東西、ジャンル、さらに刊行の新旧を問わず、書店員が「売りたい」と思った本、常日頃から思っている本を推薦。バラエティ豊かな本が集まりました。
【発掘部門とは】
ジャンルを問わず、2009年12月1日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選びました。