第4回目となる2007年本屋大賞は2006年11月1日から一次投票を開始。779人もの書店員がエントリーし、一次投票には全国317書店より405人の投票がありました。前回に比べ、エントリー数で254人、一次投票者数で37人増えました。二次投票には全国273書店より359人の投票がありました。
投票の結果、佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』が第一位となり、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本 2007年本屋大賞」に選ばれました。
~実施
第4回目となる2007年本屋大賞は2006年11月1日から一次投票を開始。779人もの書店員がエントリーし、一次投票には全国317書店より405人の投票がありました。前回に比べ、エントリー数で254人、一次投票者数で37人増えました。二次投票には全国273書店より359人の投票がありました。
投票の結果、佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』が第一位となり、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本 2007年本屋大賞」に選ばれました。
大賞
475.5点
一瞬の風になれ
佐藤 多佳子(著)
講談社
2位
455点
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦(著)
角川書店
3位
247点
風が強く吹いている
三浦 しをん(著)
新潮社
4位
228点
終末のフール
伊坂 幸太郎(著)
集英社
5位
176点
図書館戦争
有川 浩(著)
メディアワークス
6位
175点
鴨川ホルモー
万城目 学(著)
産業編集センター
7位
152.5点
ミーナの行進
小川 洋子(著)
中央公論新社
8位
139点
陰日向に咲く
劇団ひとり(著)
幻冬舎
9位
127.5点
失われた町
三崎 亜記(著)
集英社
10位
89点
名もなき毒
宮部 みゆき(著)
幻冬舎
本の雑誌増刊 『本屋大賞2007』
編者 ●本の雑誌編集部
刊行 ●2007年4月5日
定価 ●580円(税込み)
「2007年本屋大賞」のすべてを収録。ノミネート作品に対する書店員の熱きコメントはもちろん、 1次投票結果そして本屋大賞と同時に募集した発掘本投票結果も一挙公開。日本全国の現役書店員によるブックガイドになりました。
洋の東西、ジャンル、さらに刊行の新旧を問わず、書店員が「売りたい」と思った本、常日頃から思っている本を推薦。バラエティ豊かな本が集まりました。
【発掘部門とは】
ジャンルを問わず、2005年12月1日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選びました。