299人の書店員がエントリーし、191人が一次投票、93人が二次投票を行い、「博士の愛した数式」小川洋子著(新潮社刊)が選ばれました。全国各地の書店では、書店員が「本屋大賞」のフェアを開催するなど積極的に受賞作を推奨、販売しました。
2004年本屋大賞結果発表
大賞
202点
博士の愛した数式
小川 洋子(著)
新潮社
-
2位
148点
クライマーズ・ハイ
横山 秀夫(著)
文藝春秋
-
3位
111点
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎(著)
東京創元社
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4位
109点
永遠の出口
森 絵都(著)
集英社
-
5位
99点
重力ピエロ
伊坂 幸太郎(著)
新潮社
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6位
76点
4TEEN
石田 衣良(著)
新潮社
-
7位
54点
デッドエンドの思い出
よしもと ばなな(著)
文藝春秋
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8位
51点
終戦のローレライ
福井 晴敏(著)
講談社
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9位
38点
陰摩羅鬼の瑕
京極 夏彦(著)
講談社ノベルス
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10位
38点
ららら科學の子
矢作 俊彦(著)
文藝春秋
発掘部門
本の雑誌増刊 『本屋大賞2004』
編者 ●本の雑誌編集部
刊行 ●2004年4月5日
定価 ●525円(税込み)
書店員が選んだいちばん売りたい本、読んで面白かった本を、選評とともに紹介。大賞作品をはじめ、ノミネート9作品、既刊本を対象とする「発掘部門」など。本邦初の日本全国の現役書店員によるブックガイド。
洋の東西、ジャンル、さらに刊行の新旧を問わず、書店員が「売りたい」と思った本、常日頃から思っている本を推薦。バラエティ豊かな本が集まりました。
【発掘部門とは】
ジャンルを問わず、2002年11月30日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選びました。